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バイアグラを効果的に飲むための基礎知識

バイアグラを効果的に飲むための基礎知識

バイアグラの効果的な飲み方

バイアグラと聞くと、性行為時に男性の自信を高める精力剤のようなイメージが湧くかもしれません。
しかし、ED治療薬とはいわゆる催淫剤や性欲増進剤とは異なり、EDの治療を目的として処方されるれっきとした医薬品です。

そして単純に性行為前に服用すればいいというわけではなく、飲み方にも一定のルールが存在します。

例えば用法や用量を誤ると健康を害する恐れがありますし、食事の摂り方や薬を服用するタイミングによっては本来の効果が得られなくなってしまうこともあります。

この記事ではED治療薬であるバイアグラの正しい服用方法および効果的な飲み方について解説していきます。

目次

  1. バイアグラの正しい服用方法
  2. バイアグラを摂取する最適なタイミング
  3. バイアグラの効果発現する時間帯
  4. バイアグラの効果を得るために
  5. 関連ページ

バイアグラの正しい服用方法

用法

バイアグラは経口薬で、用法として成人は1日1回、25mg〜50mgを性行為の1時間前に経口投与します。
一日の上限量は50mgとなっており、一度服用したら次の服用までは24時間以上の間隔を空けなければいけません。

また、バイアグラは硝酸剤や一酸化窒素供与剤と相互作用を有しています。
どちらも狭心症などの心疾患の治療薬ですが、同時に使用すると降圧効果が生じてしまうため併用は厳禁です。

その他にもバイアグラとの併用により治療中の病気が悪化し、思わぬ副作用を生じさせる薬がありますので、バイアグラの処方を希望する場合は既往症や現在服用している薬について医師に正しく伝えてください。

同様にバイアグラの使用中に医療機関を受診する際にも、バイアグラを服用中である旨を申告しましょう。

用量

医師の診断のもと、一般的には一回につき本剤25mgまたは50mgを服用しますが、65歳以上の高齢者は血漿中濃度が増加するため25mgからの開始が推奨されています。

腎障害、肝障害のある方もまた本剤の服用により血漿中濃度が上昇する可能性があるため、25mgの低用量から開始しなければなりません。

なお日本国内で認可を受けているのは25mgおよび50mgの二種ですが、諸外国では100mgという高用量のバイアグラが主流です。

そのため、国内で100mgのバイアグラを入手する場合は個人輸入代行業者によるインターネット通販などを経由することになりますが、高用量ゆえに強い副作用が生じる可能性があります。

国内で100mgのバイアグラが承認されていないのは、日本人の体格で使用するには薬効が強すぎるためです。勝手に薬の量を増やしたりせず、規定の用量を守って服用しましょう。

形状による違い

バイアグラには二種類の剤形があります。

当初から流通しているバイアグラ錠は青色の錠剤で、2016年に日本国内で販売が開始されたバイアグラODフィルムは薄赤色のフィルムです。
いずれも容量は25mgと50mgの2種類で、効能に関して形状による差異はありません。

ODフィルムとは口腔内崩壊剤を意味しており、その名の通り唾液で溶解するため水なしで服用することが可能です。
携帯性に優れているだけでなく、水分摂取制限のある人でも服用しやすいなどの利点があげられます。

またバイアグラは、保険適用外の薬であるため薬価の規定はないものの、医療機関によってはフィルムのほうが錠剤よりも価格が安く設定されていることもあります。

一般的に認知されているのは錠剤ですが、フィルムのメリットやご自身のライフスタイルを鑑みたうえで、より使用しやすい剤形で処方してもらうことをおすすめします。

バイアグラを摂取する最適なタイミング

性行為の1時間前に飲みましょう

バイアグラの効能を確実に引き出すためにも、性行為の1時間前に服用します。
これは服用の30分〜40分後に効果が発現し、約1時間後に血中濃度が最も高くなるためです。

ここで注意しておきたいのは、バイアグラに限らずED治療薬自体に性的興奮を起こすような薬効はなく、勃起ならびにその維持を扶助する目的で使用する薬剤であるという点です。
服用しただけでは勃起は起きず、性的刺激が必要になります。

勃起のメカニズムを簡単に説明すると、性的興奮により脳から放出された一酸化窒素がcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質を産生し、これが陰茎の海綿体に血液が流入することを促すことで起こります。

しかし陰茎の海綿体には血管平滑筋を弛緩させる働きをもつPDE5(ホスホジエステラーゼ5)という酵素が豊富に存在しており、cGMPを分解して勃起を収めてしまいます。

バイアグラの主成分であるシルデナフィルはこのPDE5の作用を阻害して血管を拡張し、陰茎に流入する血液量を増加させることで勃起維持に効果を発揮するのです。

バイアグラは上述のような仕組みで効力を発揮するため、服用しただけで勃起が起こることはなく、当然ながら性的刺激が必要です。
バイアグラの作用メカニズムを理解したうえで時間を逆算し、服用が性行為の1時間前となるようタイミングを調整しましょう。

服用前の食事に気をつけましょう

バイアグラを食事と共に服用すると、効果の発現が遅れる可能性があります。
バイアグラは胃腸内で溶けて吸収される薬なので、胃の内部に食べ物が残っていると吸収が阻害されてしまい、本来の効果が得られなくなってしまうためです。

したがって可能な限り服用前の食事を避け、空腹状態で使用することをおすすめします。

とはいえ、諸般の事情により空腹時に服用できないこともあるでしょう。

何らかの理由で食前に服用せざるを得ないときは、バイアグラの効果が出始めるまでに30分~40分かかるということを考慮し、食事の30分前に服用して薬剤を体に吸収させることで、その後の食事の影響をある程度抑えることができます。

また食後に服用するならば、食事のあと2時間ほど時間を空けるようにします。
これは食後に胃から内容物がなくなるまでに2時間程度を要するからです。

なお上記の目安時間をふまえて食事を摂っても、胃腸壁に油分がついていると薬の吸収は妨げられてしまいます。
やむを得ず服用前後に食事を摂る場合は、油脂の高い料理を避けたほうがよいでしょう。

そして同様の理由から、牛乳などの脂肪分が多い飲み物でバイアグラを服用することも推奨されませんのでご注意ください。

バイアグラの効果発現する時間帯

作用時間

バイアグラによる効果の発現は服用の30分〜40分後に始まり、1時間ほどで有効成分であるシルデナフィルの血中濃度が最高値に達します。

個人差はありますが、効果の持続時間は服用からおおむね4時間程度です。
バイアグラの用量には25mgと50mgの二種類がありますが、どちらを用いた場合でも作用時間は変わりません。

高用量の方の効果が強いというのは血中の有効成分量を指した話ですので、用量によって持続時間に影響が及ぶことはありません。

いずれの場合も4時間程度です。
バイアグラの飲みすぎは確実に健康被害につながりますから、作用時間を長くしようと自己判断で服用量を増やしたり、24時間の間隔を無視して連続服用したりしてはいけません。

また前述の通り、バイアグラによる勃起の持続は基本的に4時間程度ですが、それ以上持続した状態を持続性勃起症といいます。
これは重大な副作用で、6時間以上勃起が継続すると特に危険です。

このとき陰茎の海綿体内は血液循環が滞って虚血状態になっており、最悪の場合、組織が壊死して勃起機能そのものが失われる可能性があります。

長時間の持続を是とせずに、4時間以上勃起が収まらない場合は速やかに医療機関を受診してください。

血中濃度と効果の関係性

バイアグラとはPDE5(ホスホジエステラーゼ5)阻害薬と呼ばれる薬のひとつで、その名の通り勃起や勃起の維持に影響を与えるPDE5の作用を阻害する効力を持っています。

PDE5は血管を拡張させる役割をもつcGMP(環状グアノシン一リン酸)という物質を分解しますが、バイアグラを服用することで血液中に有効成分のシルデナフィルが吸収されると、PDE5によるcGMPの分解は阻害されます。

薬を服用して30分~40分ほどで効果を実感し始め、血中濃度が最も高くなる1時間後には効果のピークを迎えます。
その後シルデナフィルは時間の経過とともに徐々に消失し、服用から3時間ほど経つと血中濃度はピーク時からほぼ半減します。

このため、効果の持続は4時間程度となるのです。
なおバイアグラの一回あたりの服用量は25mgあるいは50mgですが、シルデナフィルの血中濃度も投与量に比例するため、より効果が強いのは50mgということになります。

バイアグラを服用できるのは1日1回で、次回服用までに24時間の間隔を要します。
1日1回一週間連続で使用しても血中濃度に大きな変化はないとの結果が出ており、規定の用法や用量を遵守すれば連日服用しても特に問題はありません。

効果が切れたからといってすぐに連続服用すると、シルデナフィルの血中濃度が高まり、極度の血圧低下状態に陥る危険性があります。用法を無視した使用は絶対にやめましょう。

バイアグラの効果を得るために

ここまでで述べたように、バイアグラの使用に際してはさまざまな注意があります。

総括すると、空腹時に投与することで効果を得やすくなる、過剰な油分は薬剤吸収の妨げとなる、服用のタイミングは性行為の1時間前が最適、などが覚えておいていただきたい要点です。

上記の基本的な注意点を守って正しく服用すれば、バイアグラの効果は飛躍的にアップします。
医薬品である以上副作用が生じる一定のリスクも存在しますが、それ以上に有用な効能があるからこそこれほどまでに支持されているのです。

パートナーとの快適な性生活は人生を豊かにするものです。
持続力に不安のある方やお悩みの方は一度バイアグラを試されてみてはいかがでしょうか。

参考文献

MEDLEY-バイアグラ
ファイザー社ホームページ

バイアグラ

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