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混合性EDの原因・治療法

混合性EDとは|2つの原因からくるED症状の治療法

目次

  1. 混合性EDの特徴
  2. 混合性EDの原因
  3. 混合性EDの改善方法
  4. 混合性EDの治療法
  5. 50代・60代に多い混合性ED
  6. 関連ページ

混合性EDの特徴

混合性EDは、精神的な要因により引き起こされるED(心因性ED)と、身体の物理的な障害(陰茎に影響する神経・血管の機能低下または損傷、障害)により引き起こされるED(器質性ED)が混ざり合い、原因の特定が困難なEDです。

糖尿病や脂質異常症、高血圧などの持病に加えて、仕事における精神的ストレスなどが重なった場合に発症するケースが多く、50~60代の男性に多くみられる傾向があります。

一般的には一度に心因性と器質性の両方の要素を抱えるのではなく、器質性EDから心因性EDを合併してしまうというケースが多くなっています。

病気そのものがストレスとなるケースや、自覚症状のない生活習慣病を保持していてそこにストレスが加わるケース、EDを発症する可能性の高い病気になり過度にEDになる危険性を気にしてしまうケースなどがあげられます。

混合性EDの原因

混合性EDでは心因性EDと器質性EDの両方の原因が重なって、正常な勃起ができなくなっています。
器質性EDの原因としては、何らかの身体機能の異常があげられます。

勃起は、性的刺激により脳から神経を介して陰茎に性的刺激が伝達され、陰茎に大量の血液が送り込まれることによって初めて発現しますが、この過程において何かしらの障害が発生する病気、主に糖尿病・脂質異常症・高血圧といった動脈硬化を引き越しやすい生活習慣病にかかっている場合は、器質性EDを発症しやすくなります。

加えて心因性EDの原因としての精神的ストレス・不安感・疲労・プレッシャーなどが重なることにより混合性EDを発症してしまっているケースが数多く報告されています。

精神的ストレス

心因性EDの要因として、混合性ED患者は何かしらの精神的ストレスを抱えています。
精神的ストレスがあると、性的刺激による脳の反応が鈍くなり、性的な興奮が神経を通じて陰茎にうまく伝わらなくなり、その結果EDとなってしまいます。

不安やストレス・疲労、性に関するトラウマや、パートナーとの不仲、コンプレックスなどが主な原因です。

「セックスに失敗したらどうしよう」というプレッシャーやコンプレックスがある場合や、そもそも仕事で疲労困憊の状態である、もしくは精神的ストレスを感じている、パートナーとの不仲に悩んでいる、過去性行為がうまくいかなかった経験があり再び同じことが起こることを恐れているなど、原因はさまざまです。

最近では自然に子供を授かることができない夫婦が増え妊活として排卵日に合わせて性行為を行うケースが多く、精神的なプレッシャーを感じてEDを発症してしまうケースも少なくありません。

病的疾患

器質性EDの要因として、混合性ED患者は何かしらの病的疾患を抱えています。

勃起するには脳が性的刺激を受け取り、その性的な興奮が神経を介して陰茎の伝わり陰茎に大量の血液が流入する必要がありますが、この過程のどこかに異常をきたす病的疾患を抱えているとEDの症状がでてしまいます。

EDの原因になる代表的な疾患には、パーキンソン病やアルツハイマー病、脳出血、脳挫傷などによる中枢神経および末梢神経の損傷もしくは機能低下、不慮の事故、外傷、手術による陰茎付近の神経や血管の損傷、高血圧・糖尿病・脂質異常症などの生活習慣病、動脈硬化、前立腺肥大や腎不全などの泌尿器関連の病気、男性ホルモンの1つであるテストステロン低下などの内分泌機能低下(男性更年期障害)などがあげられます。

加齢

加齢はEDの大きな要因の1つです。

人間は年齢を重ねれば重ねるほど身体機能は低下していき、男性機能も例外ではありません。
男性ホルモンの一種であり、男らしい体つき、精子の産生、性欲や勃起力などの性機能を維持する働きを有するテストステロンは、加齢とともに分泌量が低下することが知られています。

30歳を超えたころから徐々に低下傾向がみられ、40歳を超えると分泌量の低下が顕著にみられる男性がほとんどで、男性更年期障害にかかる人も多いといわれています。

加えて、性欲自体も加齢とともに減少していきます。
また加齢により血管壁が厚くなったり、しなやかさが無くなったりすることで、コレステロールや脂質が血管壁に付着および蓄積し、血管が部分的に狭くなる動脈硬化も発症しやすくなります。
動脈硬化により血流が悪くなりEDに繋がってしまったケースも多く見られます。

混合性EDの改善方法

心因性EDと器質性EDを合わせもつ混合性EDを改善するためには、心因性EDの要因となっている精神的ストレスの軽減または解消と器質性EDの原因となっている身体的な異常・障害の両面から改善を試みる必要があります。

一般的には何らかの病気によって血管や神経に損傷をきたすことから器質性EDとなり、その病気の症状によりEDが発生してしまった事実にストレスを感じるようになり、精神的な面からもEDを発症してしまうケースが大多数です。

そのため原因となっている病気の治療をおこないながら、症状を改善させるとともに精神的ケアも合わせておこなっていくことが大切です。

男性にとって、勃起力は一種の自信です。EDは男性の自信をことこどく喪失させてしまうと言われています。ケアしながら男性の自信の回復を促していくことが重要です。

ストレス解消

まずは、心因性EDの要因となっている精神的ストレスを解消する必要があります。

もし仕事の重圧による過度の疲労、緊張状態の継続、人間関係のストレスなどが原因の場合には、仕事がプライベートにまで影響してしまっている現実を直視し仕事との向き合い方を変えることでEDが改善することもあります。

EDを一人で悩みパートナーに打ち明けることができないでいる人は、悩みを共有してみましょう。

自分一人でEDを改善しようとしても、EDが改善されなった時に更なる不安や劣等感を感じEDが悪化してしまうことにもなりかねません。

もし自身で精神的ストレスを自覚できない場合には、カウンセリングを受けてみましょう。
心の深層部分に何かしらの要因があるかもしれません。

食事療法

器質性EDの要因の中で最も多いのが動脈硬化であり、動脈硬化は生活習慣病により悪化・進行することが知られています。

動脈硬化を発生させない、または進行させないために根本的な要因である生活習慣病を改善することがEDの改善につながります。

そのため、はじめに現在の食生活を見直してみましょう。
肉ばかりではなく積極的に魚を摂取するようにして、食物繊維を含む食材(野菜や大豆など)を多くとるのもおすすめです。

またジュースやブラック以外のコーヒーなど、糖分が多い飲料水は控えましょう。
アルコールは少量であれば血流を促進する効果を持ちますが、過剰に摂取すると中性脂肪を増やし動脈硬化を加速させますので、アルコールも適度な量にとどめるのが安全です。

運動療法

日常生活に運動を取り入れると、生活習慣病・動脈硬化が軽減されます。
継続した運動は、生活習慣病である高血圧や脂質異常症、糖尿病を改善してくれるだけではなく、運動することで脂肪が燃焼され中性脂肪が減ります。

さらに運動することで筋肉量が増え、基礎代謝が上がることにより脂肪が燃焼されやすい身体になります。

また脂肪の燃焼が増えるとインスリンの抵抗性も軽減され、糖尿病の改善にもつながります。

このように、運動することで血管の弾力性を取り戻すことができます。
急に激しい運動をする必要はありませんので、初心者の方は軽いジョギングやウォーキングから始めるのがいいでしょう。

それも難しいという人は、小休憩の際やテレビを見ながらストレッチをする、エレベーターやエスカレーターの使用をやめて階段での上り下りをするなどでも効果があります。

混合性EDの治療法

器質性EDの原因となっている疾患の治療をおこないながら、EDの治療をおこなっていくことが基本になります。

原因疾患の治療は、それぞれの専門医に相談しながら適切な治療方法を決定しましょう。
ED治療には基本的には、バイアグラシアリスレビトラに代表される一般的なED治療薬を服用します。

現在さまざまなED治療薬やそれらのジェネリック医薬品が製造されていますが、ED治療薬とは陰茎の血管を拡張し陰茎への血液の流入を促進することで勃起を促す作用をもつ医薬品です。

ED治療薬は器質性EDのみならず心因性EDにも効果を示すことが証明されているため、薬の服用だけでEDを改善できる人も少なくありません。

それぞれの治療薬は特徴や服用方法がこまかく異なり、ある薬が効かなくても別の薬はしっかりとした効果がでた、というケースもあります。
特にバイアグラとは多くのED治療薬の中でも鋭く、強い効き目をもつ勃起薬ですので、自信を取り戻すにはぴったりでしょう。

もしバイアグラなどの一般的なED治療薬で効果がなかった場合でも、陰茎に直接ポンプで圧力をかける方法や、陰茎に直接血管拡張薬を注入する方法、男性ホルモンを注射する方法などさまざまな治療法が確立されています。

50代・60代に多い混合性ED

混合性EDは心因性EDと器質性EDが混在しており、複数の要因が絡まり合い勃起ができなくなっていますので、原因を特定するのが非常に難しくなっています。

高血圧・高脂血症・糖尿病、動脈硬化症などの慢性疾患に罹患したことにより、それが精神的なストレスとなってEDを発症したりする場合も多く、50代から60代に多いEDです。

当然ながら慢性疾患にかかった人は健常の人に比べてEDになる可能性は高くなりますが、すべての人がEDになるわけではありません。

疾患があるからEDになる可能性がある、いやEDになってしまうんだという思い込みが原因でEDになることもあります。

「身体の調子が悪い」「もしかしたらEDかもしれない」など感じたときには、ためらわずに医療機関を受診してください。EDの予防や克服には、早期治療・早期改善が大切です。

参考文献

EDケアサポート
ED診療ガイドライン

ED治療薬

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